私が前職のガーデンデザインという仕事をしていた頃、日々たくさんの植物たちと関わり、触れ合って仕事をしていました。
ある時、ふと何とも言えない違和感を感じ作業の手が止まりました。 植えたり抜いたり切ったり捨てたり、人の都合で扱われている植物たち、時には命までも簡単に処分されてしまう虫や動物たち。
人間だけが便利で快適な暮らしを手に入れたとしても、その陰に多くの犠牲があるのならその先に真の幸福は存在するのか。 自然に囲まれ仕事をしていたはずの私に、ふと沸き上がった疑問に愕然としました。
まず私自身は、本来の人間らしい生き方ができているのかしら・・・。

私にできること

経済優先の現代社会にどっぷりつかって生きている私たちが、本来の人間らしいエネルギーを取り戻すにはどうすれば良いのでしょう。
より自然だと感じる物を選び生活に取り入れ、自分自身の持っている免疫力を高める。
身体がクリアになれば心と身体が自然な方向へ循環し始め、やがて目に映る景色もそれまでと違って見えてくるはず。
そして今 自分がここに存在する意味、これから何をやるべきなのかが明確になってくるはずです。

未来の社会へ

「自然」とは山や海、野生動物や植物たちだけではなく、私たち人間もその一員です。
私たち人間こそがまず「他と調和して生きる」ことを学び、進化していかなければならないのではないでしょうか。
自分さえ良ければという自我を捨て、何かの役に立つ喜び、自分の大切なものを皆で分け合うことの喜びをともに感じる事のできる組織を作ろう。 まずは家族や友人から、そして企業、地域と調和の輪を広げていく、それがこれから私がやるべき役割だと考えています。
誠実かつ着実な会社経営を遂行し、人や企業、地域や国までもを結ぶ「自然と調和した社会づくり」を目指します。
それは今を生きる私たちが、未来の子供たちに向けてするべき責任と役割だと考えているからです。

代表取締役　大山恭子